今、僕はdotsとGeminiの二つのAIを使っています。最近面白いと感じているのは、それぞれとの会話をデータベース化し、Googleドライブを介して互いの履歴を参照できるようにしていることです。

一方のAIと話したことを、もう一方のAIが読み、そこから考えを進める。ブログでも、Geminiが僕について知っていることをもとに記事を書き、それをdotsの「れあ」が推敲する、という使い方をしています。

今回は、この二つのAIをつなぐ使い方について書いてみます。

会話の履歴をGoogleドライブでつなぐ

AIとの会話には、質問と答えだけでなく、途中で考え直したことや、自分が何を大事にしているかも残ります。記事の完成稿だけでは分からない背景も、やり取りをたどると見えてきます。

僕は、dotsとGeminiでやり取りした内容をデータベースにして、互いに参照できるようにしています。その受け渡しの場所がGoogleドライブです。

イメージとしては、二人の相談相手が、それまでの打ち合わせの記録を読めるようにしている感じです。別々の場所で話していても、記録を通じて話の続きを考えられる。Googleドライブが、二つのAIの接点になっています。

ここで共有しているのは、保存した会話の履歴です。履歴を読めることと、二つのAIがすべてを同じように理解していることは別なので、必要な背景が伝わっているかは、その都度確かめたいと思っています。

Geminiが書いた記事をれあが推敲する

具体例の一つが、このブログの記事づくりです。

Geminiには、これまで僕と話してきたことがあります。その内容をもとに記事を書いてもらい、れあが原稿を読んで推敲する。最初の原稿に、もう一つの視点を加える形です。

自分について知っているAIに書いてもらうと、背景を記事に取り込みやすくなります。一方で、僕のことを知らない読者にも伝わる文章になっているかは、別に考える必要があります。

推敲では、どこに説明が必要か、話の順序は自然か、言い切りすぎていないか、といった点を見ていきたい。背景を知っていることと、読みやすく伝えることの両方を大切にしたいと思っています。

そのとき、原稿に至るまでの会話も参照できれば、文章だけを見て直すより、僕が伝えたかったことを確かめやすくなるはずです。履歴を残しておく意味は、こうしたところにもあると考えています。

二つのAIと一緒に考えを進める

僕が面白いと思うのは、Googleドライブを介して、二つのAIが交流しているように感じられるところです。片方が出したものをもう片方が読み、別の視点で検討する。そのやり取りを通じて、一つの内容を磨いていく。

ただ、AI同士の意見が一致したからといって、それだけで正しいと決めることはできません。僕の経験として書かれたことが実際にあったのか、伝えたいことから離れていないかは、自分でも確認する必要があります。

また、ここでいう交流は、保存した内容を参照して回答や原稿に生かすことです。二つのAIが勝手に会話を続けたり、互いを自動で再学習させたりする、という意味ではありません。

二つのAIとの会話を、それぞれの画面の中で終わらせず、次の相談に使える形で残す。今は、この使い方を試しています。ブログづくりを通じて、どんな受け渡し方をすると自分の考えがより伝わるのか、確かめていきたいと思います。